大学生は長期間の休暇もあることから、海外旅行に行きやすいです。
そのため、多くの学生が夏休みや春休みに海外に飛び立っています。
私は初の一人海外旅行が、大学1年生の春休みでした。
当時居酒屋バイトをしていましたが、そこで貯めたお金を海外旅行につぎ込みました。
そこで、今回は私の初の一人海外旅行についてまとめてみたいと思います。
ちなみに行先は東南アジアはベトナム、カンボジア、タイの3か国です。
(当初の予定では、タイにはいく予定がなかったのですが...)
どこへどのくらいの期間、旅行に行く?

旅行をするうえで、まず決めなければいけないのは、行先と期間。
行先については、基本的には行ってみたい場所でいいと思います。
行きたくない町に行っても仕方ないですからね。
ただ、ヨーロッパやアメリカ等の物価の高い国より、アジア・東南アジアなどの物価が安い国の方が、金銭面的には楽かもしれません。
私はもともとベトナムに行ってみたいな、と思っていたので、ベトナムを選択しました。

フォーとか、バインミーとか、食べたいものがいっぱいある!
やっぱり旅の醍醐味は食事だと思います。
自分の場合は、完全に食事目当てでした。
そして、ベトナムに行くなら、ついでにお隣のカンボジアにも行ってみようと思いました。
父や母の影響もあって、比較的長期間を選択
期間については、授業やバイト、研究などの兼ね合いから決めます。
私の場合、1, 2年生の長期休み中であれば、授業はありません。
そのため、比較的長期間の旅行も可能です。
私の父と母は、昔バックパッカーとして、世界中を歩き回ってたみたいです。
超有名ガイドブック「地球の歩き方」が出版されだしたのも、父と母の世代です。
ミーハーなのかもしれませんね。
特に父は、年単位で海外を歩き回っていたようです。
この影響もあり、私も海外に行くなら長期間と考えて、他のスケジュールとの兼ね合いから、約1カ月をめどに計画を立てました。
バイトについては、嫌な顔をされるかなと思いましたが、全然そんなことは無くて、
「学生なら行ってこい!」
の一言で押し出されました。
初一人海外、長期旅行は不安
初の一人海外で、1カ月の長期間。
インターネットがあり、いつでも誰とでも連絡を取れるとはいえ、やっぱり不安でした。
そんな時、ふと私の母の話を思い返しました。
昔はネットもないから、誰かと連絡するときは国際電話したもんよ。でも国際電話ってめっちゃ通話料高いから、時計を見ながら必要最低限の会話しかせんかったな。
この話を聞いて、「昔行けたなら、今も行ける!」と思って1カ月の長期旅行を決断しました。
行きと帰りでチケットを取ってしまえば、その間向こうで暮らすしかない。
だから、とりあえずチケットだけを先に購入しました。
ちなみに母親は、中国旅行初日に財布を盗まれ、全旅行資金を失ったようです。それでも生きてるんだから、大丈夫だろうの精神で計画を立てました。
...楽観的過ぎますかね(笑)
パスポートを取得する

海外に行くためには、必ずパスポートが必要です。
現在、パスポートは自分の住んでいる地域の役所で発行できます。
1人暮らしの方で、住民票を移していないという人でも、今住んでいる市町村の役所でパスポートを発行できます。
少し前は、各都道府県のパスポートセンターまで足を運ばなければならなかったのですが、今は近くで手続きが可能となっています!
ちなみに、現在発行されているパスポートは、偽造防止のため各ページに浮世絵がデザインされているみたいです。おしゃれですね。
飛行機の予約

旅は飛行機の予約から始まります。
日本は島国なので、海外に行こうと思うと、船で中国や韓国に渡るか、飛行機に乗るかの2択になります。
まあ、普通は飛行機を選択しますよね。
この飛行機代が実は海外旅行の必要経費をほとんど占めるといっても過言ではないかもしれません。
私の旅行のテーマは格安旅行
私の旅行のテーマはズバリ、

格安旅行をすること!!
もちろん現地での食事や観光など、絶対にお金をかけたいところもあります。
しかし、所詮は学生で、お金を持っているわけではありません。
海外旅行以外にも、したいことだってしなければならないことだってあります。
そのため、1円でも費用を抑えて海外旅行に行きたかったのです。
海外旅行の必要経費のほとんどを占めるものって何でしょうか。
それは飛行機代です。
次のグラフは、今回の旅行で実際に私が計算した支出額の割合です。

これを見ると、全支出の約40%も往復の飛行機代が占めているということがわかります。
したがって、飛行機代をいかに安く抑えるか、ということが、いかに旅費を安く済ませるか、ということに直結します。
現地移動費が26%と比較的割合が高くなっていますが、これは現地で無計画な動き方をしてしまったためです(旅ってそういうもん?)。
しっかりと計画を立てれば、現地移動費はもっと安くできます。
安く飛行機を予約する方法は?
安い飛行機を選ぶ方法は、航空券比較サイトを使用することです。
有名なもので言えば、スカイスキャナーがその例ですね。
私もスカイスキャナーを利用して、血眼になって安い飛行機を探しました。
出発予定日や帰国予定日を1日前後させたりすると、驚くほど航空券が安くなることがあります。
このサービスを利用して、私は一番安い航空券をゲットしました。
- マカオ航空
- 成田発、マカオ経由、ダナン行き(ベトナム)
- 航空券は49,000円
当時の相場よりも数万円安く航空券を見つけることができました。
ちなみに、いままで台湾やトルコなどにも行ったのですが、その時もスカイスキャナーで安い航空券をゲットしています。
海外旅行保険をかける

海外旅行に行く際には、海外旅行先でけがをしたり、事件事故に巻き込まれたときのために、海外旅行保険をかけておく必要があります。
万が一のために、絶対に海外旅行保険をかけておかないとダメです!
私は楽天カードを所持しているのですが、海外旅行保険はクレジットカード付帯の保険で十分だったので、これを使用しました。
詳しくは、楽天カード付帯の海外旅行保険について書いている次のページをご参照ください。

ビザを取得

航空券を予約したら、ビザを取得しました。
ビザとは、渡航先の国が発行する入国許可証のようなもの。
実は、日本のパスポートは世界で最強のパスポートで、ビザを取得せずに入国できる国の数が世界最大です。
>>【関連リンク】世界のパスポートランキング
そのため、日本人はビザが不要なことが多いです。
しかし、そんな日本人もビザを取得しなければならないことがあります。
- そもそもビザが免除されていない国
- 留学や就労する場合
- 短期間に出国と入国を繰り返す場合
このような場合には、日本人であってもビザを取得しなければならない場合があります。
再入国する場合は要チェック
私の場合、ベトナムからカンボジアに行って、再度ベトナムに戻ってこようと思っていました。
つまり、
- 日本からベトナムへの入国
- カンボジアからベトナムへの入国
の2回ベトナムに入国することになります。
この場合、ベトナムの規定では2回目の入国にはビザが必要となります。
東京で事前にビザを取得
ということで、東京にあるベトナム大使館で事前にビザを取得しました。
が、ここで一つトラブルが。
私は複数回出入国するビザを申請しました。
出来上がったビザには、
good for single / multiple entries: Single
と書かれてありました。
つまり、一度しか入国できないビザを発行されてしまったのです。
思わず私は窓口に行って状況を説明。

複数回入国のビザを申請したんですけど、1回しか入国できないビザが発行されています!

おー、どれどれ...
あ、ごめんね、間違ってた!すぐ修正するね。
(修正テープをぺりぺり、ハンコポンッ!)

はい、これでノープロブレムよ!いってらっしゃい!

ほんまかいな...
実際に発行されたビザがこちらです。

点線で囲ったところを見てみると...

がっつり修正テープが使われていて、その上にハンコが押されているのでにじんでよくわからないことになっています。
これぞ海外クオリティという印象を受けましたね(笑)
航空会社からまさかのメールが!

さて、海外旅行のための準備は終わりました。
あとは日が経つのを待つだけです。
しかし、さらなるトラブルが私を襲います。
行きの飛行機が欠航となったのです。
悲しくなる私
その実際のメールがこちら。

要は、
- 予約していた飛行機は欠航
- 便を振替えるか、予約キャンセルか決めてほしい
ということでした。

どうにか予定を変更するしかないなあ...
と、落胆していましたが...
悲しみから一転、ありがとうございます、マカオ航空様
ちょっと待てよ、悲しむのはまだ早い!!
そう、私は気づいてしまったのです。
さっきのメールの①を選択すれば、ホテル代を自分が支払うことなく、無料で宿泊できるのでは...?
そして、マカオ発ベトナム行きの飛行機が19:45発なら、それまでマカオを観光できてしまうのでは...?
非常に単純な私は、悲しみから一転、マカオ航空の大ファンになってしまったのです。
そして無事に、変更後の飛行機やホテルを手配してもらえました。
ベトナムの滞在期間は1日短くなったけど、おかげでマカオ観光もできてしまう!
まあ、結果オーライということにしておきましょう。
とりあえず、準備はこれで終了。

私が準備段階でしたことは主に、
- 行先・期間を決める
- パスポートを取得
- ビザを取得
- 飛行機を予約
なんだか準備の段階で、すでに波乱万丈な感じがありましたが、ひとまずこれで準備は完了です。
後は出発の日を待つのみ!
次回の記事では、実際の旅行の様子をご紹介したいと思います!