
冬のバイクはシールドが曇って、目の前が見づらくなる...!どうにか解消したい!

シールドが曇ると前が見えなくて危険ですよね。夜とか雨の日は特に!
このように、冬のバイク乗りにとってシールドが曇ってしまうことは大問題です。
前が見えなくなって視認性が落ちるので、自分の身に危険が生じます。
そのため、バイク乗りならしっかりとシールドのくもり止め対策は怠りたくないですよね。
そこで、この記事では私が使ったor使っているシールドのくもり止めアイテムについてご紹介します!
- シールドがくもってしまう原因
- シールドのくもり止め対策
- おススメの対策は、液体タイプかフィルムタイプのくもり止めを使うこと!

- 某国立大学生
- HONDA VTR250乗り
- 東京大阪間をバイクで往復
- キャンプツーリングも趣味の一つ

そもそも、なんで冬にはシールドが曇るの?

実際にくもり止めについて説明する前に、

そもそもなんで冬にはシールドが曇ってしまうの??
という点について解説しておきましょう!
くもりの原因、それはヘルメット内外で大きな気温差が生じてしまうことです。
たとえば夏にコップに氷水を入れると、コップの外側に水滴がついてしまいますよね。
あれは夏の暑い気温と、氷水の冷たい水温の間に大きな温度差があるからですよね。
ヘルメットについても同じです。
ヘルメットの外は極寒、中は温かい。
だから結露が生まれて、シールドが曇ってしまうんですよね。

いやいや、ヘルメットの中も十分寒いわ!

でも、結露が生じるくらいには十分ヘルメット内も暖かいんですよね。僕も寒いと感じますが(笑)
では、なぜシールドが曇ってしまうのかが分かったところで、実際のくもり止め対策についてチェックしていきましょう!
くもり止め対策に有効な手法は主に3つ!

シールドのくもり止め対策に有効な方法は、主に次の3つです。
- 台所の洗剤を塗る
- 専用の液体タイプくもり止めを塗る
- シールドにフィルムを張り付ける
1つ目と2つ目の方法は、よく似た方法ですね。
どちらも液体をシールドに塗ることで、くもりを防止します。
一方、シールドにフィルムを張り付ける方法は、少し値段が張る(といっても数千円程度)方法ですが、パフォーマンスは最高です。
実際にそれぞれの特徴をチェックしていきましょう!
中性洗剤でくもり止めを代用する方法は、手軽だけど微妙

シールドに使うくもり止めで最も手軽な方法は、台所にある中性洗剤をシールドに塗るというもの。

シールドに中性洗剤なんか塗って大丈夫!?
と思われる人も多いかもしれませんが、実は中性洗剤をくもり止めに使う方法っていろんな場所で使われています。

例えば、ダイビングのマスクのくもり止めにも使われることがあります!
家庭用の液体洗剤を、約1/3くらいに薄めて、シールドに薄ーく塗ります。
これだけで、くもり止めとしての機能が発揮されます。
どの家庭にもある中性洗剤をくもり止めとして使えるのは、なかなか便利ですね。
しかし、注意しておきたいのはくも止め効果が1日も持続しないこと。
もし台所の中性洗剤を冬ツーリングで使うなら、途中で何度か塗りなおさないと、シールドが曇って危険です。
また、うまく薄く塗れないと、視界がぼやけたり歪んで見えることも...(ダイビングで経験済み)。
そのため、安さで言えば抜群ですが、パフォーマンスとしてはいまいちですね。

何度も塗りなおす面倒さを考えると、やはりライダーにはおススメできない方法ですね。
- 家にあるものでくもり止め対策が可能
- 安く済む!
液体タイプのくもり止めは手ごろなコスパのくもり止め!

2つ目のくもり止めの種類は、液体タイプのくもり止めです。
コスパで選ぶなら、液体タイプのくもり止めは上位に食い込んでくるタイプです。
液体タイプのくもり止めの使い方はめちゃめちゃ簡単!
- シールドに液体をスプレー
- きれいな布でサッとふき取る
これだけで、シールドのくもりが解消されます。
効果の持続は、2~3週間ほど。
半永久的に効果が持続するわけではないので、月2, 3回程度は定期的にスプレーしてあげる必要があることは、デメリットの1つでしょう。
しかし、1度のツーリングであれば、1回だけ塗れば十分なくらい、持続性は高いです。
- バイク用の製品なので、中性洗剤と違って安心して使える
- 使用方法がとても簡単!
- 手ごろな価格
僕が現在使っているのは、このくもり止めです。
定価は1500円程度と、中性洗剤には劣りますが、機能性で言えば比較にならないくらい良いです。

今シーズン使い始めて、なかなかいい買い物だなと思っています。
ピンロックシートやフィルムタイプは、長期間持続する最高のくもり止め!

3つ目のくもり止めの種類は、ピンロックシートやフィルムタイプのくもり止め。
先ほど説明したくもりが生まれてしまうメカニズムは、「ヘルメット内外の温度差」でしたよね。
この温度差を軽減させるために、ヘルメットとシールドの間に空気の層を作ってやればいいんじゃない!?
という発想が、ピンロックシートやフィルムタイプのくもり止めです。
このタイプのくもり止めは、シールドの内側にシートを貼り付けて使用します。
シートを張ることで、外と内側の温度差を軽減することができるわけです。
そのため、シートに傷が付いたり壊れなければ、半永久的に使うことができるといえます。
ちなみに、この種類のくもり止めには
- ピンロックタイプ
- 貼り付けタイプ
の2種類があります。
ピンロックタイプとは、シールドの内側の出っ張りにひっかけて使うタイプです。
貼り付けてしまうタイプのものは、その名の通りシールドにフィルムを貼り付けます。
貼り付けタイプは、貼り直しが効きません。
そのため、少しのゆがみが気になる人は、できるだけピンロックタイプを選ぶようにしたほうが良いです。

僕はズレを修正しようと剥がそうとしたら、力余って折れ目が付いてしまいました...
また、フィルムをシールド内側に貼るので、自分の顔が少し反射して見えます。
そのため、夜や日が落ちてきた時間帯は、少し見えにくいと感じるかもしれません。

ちなみに僕は、全然気になりませんでしたね。
- 効果が半永久的に持続する
- パフォーマンスは最強のくもり止め
前シーズン、僕が使った貼り付けるタイプのくもり止めがコレ。
パフォーマンスは最高でしたが、貼り付けに失敗してしまう可能性があるのがネックですね。
もしあなたのシールドにピンロックがあれば、貼り付けの失敗が無いピンロックタイプがおすすめです。
商品写真を見ると、くもり止めシートの左右に切れ込みが入っているのわかりますか?
ここに、シールド内側の出っ張り(ピン)をひっかけて使うんです。
貼り付け式と違って、失敗することが無いことが特徴です。
バイクに乗るライダーなら、しっかりとくもり止め対策をしよう!

冬のバイク乗りにシールドのくもりは大敵!
ストレスにも繋がるし、なんといっても安全性が確保されませんからね。
そのため、ライダーはしっかりとくもり止め対策を行う必要性が高いです。
今回の記事では、
- 台所の洗剤を塗る
- 専用の液体タイプくもり止めを塗る
- シールドにフィルムを張り付ける
の3つの方法をご紹介しました。
最もコスパがいいのは、3つ目のシールドにフィルムを張り付ける方法です。

数千円程度の出費でシールドのくもりが解消されるなら、本当に安いものです。
あなたも快適・安全にバイクライフを楽しむために、ぜひくもり止めを使ってみて下さいね!
それでは別の記事でお会いしましょう!
