「レンタカーで車を借りて運転したいけど、事故の時の保険が不安...」という方はいませんか?
確かに、事故を起こしてしまうと、金銭面的な補償は十分に行う必要があります。
しかし、これらの補償を回避することができるオプショナルプランが、各レンタカー会社で準備されています。
保険や補償について十分理解することで、不安を解消できる場合が多々あります。
そこで、今回は、各レンタカー会社の保険や補償について徹底比較します。

この記事を読めば、レンタカーの保険・補償を理解することができ、最適なレンタカーの選択に役立ちます!
レンタカーの保険や補償には入るべき?

車を運転する際の保険については理解していますか?
レンタカー会社によっては、NOCとか免責補償とか、様々な用語が出てきます。
これらの言葉がよくわからないという方は、以下のページを確認してからこちらに戻ってきてくださいね。

この記事では、
万が一の事故の際、すぐに大金を用意できない人は、
- 免責補償に加入する
- NOC補償に加入する
この2点は必須!!
そして、対人・対物補償限度額は無制限!!
ということをお伝えしました。
大学生の多くは、これらを満たすことができるレンタカー会社を利用するようにしましょう。
この記事では、これを前提に話を進めたいと思います。
各レンタカー会社の保険・補償内容をチェック
それでは、実際に各レンタカー会社の保険・補償内容を確認していきましょう。
今回比較するのは、以下の5社です。
- トヨタレンタカー
- ニッポンレンタカー
- 日産レンタカー
- タイムズレンタカー
- ニコニコレンタカー
それでは早速、各社の保険・補償内容を確認していきましょう!
ここでは、1名・1日当たりで考えることにします。
トヨタレンタカー|大学生には一番おススメ

補償限度額 | 免責額 | |
対人補償 | 無制限 | なし |
対物補償 | 無制限 | 5万円 |
車両補償 | 車両時価額 | 5万円 |
人身傷害補償 | 3,000万円 | なし |
トヨタレンタカーでは、対人・対物補償限度額がそれぞれ無制限です。
万が一の事故の際には安心ですね。
さらに、トヨタレンタカーでは、
- 車両搬送サービス
- バッテリー上がりの時の再始動
- 鍵の閉じ込め
- パンク時のタイヤ交換
- ガス欠時の燃料補給
など、さまざまなロードサービスが基本補償に付帯されます。
そして、免責補償とNOC補償加入費については、
加入費 | |
免責補償 | 1,100円 |
NOC補償 | 550円 |
合計 | 1,650円 |
となっています。
トヨタレンタカーの免責・NOC補償加入費は、一般的な価格です。
そして、これらの補償には、免許取得1年未満・21歳未満でも加入することができます。
ニッポンレンタカー|免責・NOC補償の制限は要チェック

標準コース | 安心コース | |||
補償限度額 | 免責額 | 補償限度額 | 免責額 | |
対人補償 | 無制限 | なし | 無制限 | なし |
対物補償 | 3,000万円 | 5万円 | 無制限 | 5万円 |
車両補償 | 車両時価額 | 5万円 | 車両時価額 | 5万円 |
人身傷害補償 | 3,000万円 | なし | 5,000万円 | なし |
ニッポンレンタカーでは、標準コースと安心コースを選ぶことができます。
安心コースを選択するには、標準コースの利用料金に+600円となります。
そして免責補償とNOC補償については、
加入費 | |
免責補償 | 1,100~2,200円 |
NOC補償 | 440円 |
合計 | 1,550~2,640円 |
となっています。
免責補償については、借りる車の種類によって加入費が変わります。
そして、要注意なのが以下の2点。
次に当てはまる場合、免責補償やNOC補償に加入できない場合がある!
- 免許取得1年未満
- 21歳未満
実際に1, 2に当てはまっていても、加入できるという例はあるようですが、各店舗の裁量にもよるようです。
そのため、免許取得して間もない大学生などは、ニッポンレンタカーはあまりおすすめできません。
日産レンタカー|免責・NOC補償の制限をチェック!

続いて、日産レンタカーです。
標準 | NAS | |||
補償限度額 | 免責額 | 補償限度額 | 免責額 | |
対人補償 | 無制限 | なし | 無制限 | なし |
対物補償 | 2,00万円 | 5万円 | 無制限 | 5万円 |
車両補償 | 車両時価額 | 5万円 | 車両時価額 | 5万円 |
人身傷害補償 | 3,000万円 | なし | 5,000万円 | なし |
おっと、ここでNASという謎の言葉が出てきましたね。
NASとは、「日産レンタカー安心サポート」の略で、これに加入すると補償限度額を増額することができます。
NASは補償限度額の増額だけでなく、
- パンク
- バッテリー上がり
- 鍵の閉じ込め
- 返却時間の延長
などの際に様々なサポートを受けることができます。
そして、免責補償やNOC補償については、
加入費 | |
NAS | 550円 |
免責補償 | 1,320円 |
NOC補償 | 550円 |
合計 | 2,420円 |
となっています。
フルで補償をつける場合には、それぞれの加入費がかさんでしまう傾向にありますね。
ただし、日産レンタカーについても要注意。
次に当てはまる場合、免責補償やNOC補償に加入できない場合がある!
- 免許取得1年未満
- 21歳未満

これらに当てはまる人は、別のレンタカー会社を利用することをおすすめします。
タイムズレンタカー|お高めだけど手厚い補償

補償限度額 | 免責額 | |
対人補償 | 無制限 | なし |
対物補償 | 無制限 | 5万円 |
車両補償 | 車両時価額 | 5万円 |
人身傷害補償 | 3,000万円 | なし |
タイムズレンタカーでは、対人・対物補償限度額は無制限。
そのため、保険限度額の観点からは安心です。
そして免責・NOC補償については、
加入費 | |
免責補償 | 1,100~2,200円 |
NOC補償 | 1,100円 |
合計 | 2,200~3,300円 |
こちらも、車種によって免責補償加入費が前後します。
車種によっては、免責補償費が高くなる可能性があります。
ニコニコレンタカー|とにかく安い!

最後は、ニコニコレンタカー。
ニコニコレンタカーは2,525円から利用できる格安のレンタカー会社です。
補償限度額 | 免責額 | |
対人補償 | 無制限 | なし |
対物補償 | 無制限 | 5万円 |
車両補償 | 車両時価額 | 5万円 |
人身傷害補償 | 3,000万円 | なし |
ニコニコレンタカーも、対人・対物の補償限度額は無制限となっていますね。
免責補償やNOC補償については、
加入費 | |
免責補償 | 1,100円 |
NOC補償 | 550円 |
合計 | 1,650円 |
となっています。
が、ここで注意点が。
次に当てはまる場合、免責補償やNOC補償に加入できない!
- 免許取得1年未満
- 21歳未満
ニッポンレンタカーや日産レンタカーでは、同条件でも場合によっては加入できることもあります。
しかし、ニコニコレンタカーの場合、免許取得1年未満または21歳未満の場合は、免責補償やNOC補償に加入することは不可能です。
そのため、これらの条件に当てはまる人は、ニコニコレンタカーの利用は控えた方がいいかもしれませんね。
結局のところ、レンタカー会社のおすすめは?
それでは、結局のところおススメのレンタカー会社はどれなのでしょうか。
私自身の経験から言うと...

大学生にはトヨタレンタカーがおすすめ!
トヨタレンタカーなら、年齢や免許取得からの日数に関わらず、手厚い補償を受けることが可能です。
特に、21歳未満で初心者運転期間は、トヨタレンタカー一択といってもよいでしょう。
でも、まずは最安値を探してみましょう
トヨタレンタカーはやはりおススメですが、利用期間やキャンペーンによって、同様の補償内容でも他社の方が安いという場合もあります。
実際の利用方法や、価格の比較サイトは次の記事にまとめていますので、ぜひ確認してみてくださいね!

事故の際は、警察に連絡!|警察への連絡無しでは保険が下りない

さて、各会社の補償内容はご理解いただけましたね。
あってはならないですが、事故が発生して、これらの補償を使わなければならなくなる場合があるかもしれません。
事故を起こしてしまった、あるいは巻き込まれてしまった場合は、
ということを肝に銘じてください。
というのも、警察やレンタカー会社に連絡しなかった場合、保険が適用されません。
当然、免責補償やNOC補償も適用されません。
万が一の際には、自分で処理することなく、警察やレンタカー会社に頼りましょう。
まとめ|ポイントは免責補償・NOC補償に加入可能かどうか

レンタカー各社の補償についてはご理解いただけましたか?
各社にメリット・デメリットがあります。
大学生がチェックすべき点は、
免責補償・NOC補償に加入できるかどうか
でした。
各社の免責補償・NOC補償の加入制限は以下の通りでしたね。
21歳未満 | 免許取得から1年未満 | |
トヨタレンタカー | 〇 | 〇 |
ニッポンレンタカー | △ | △ |
日産レンタカー | △ | △ |
タイムズレンタカー | △ | △ |
ニコニコレンタカー | × | × |
これと、補償限度額を総合的に考えたときには、トヨタレンタカーがおススメです。
事故の際にはお金の問題が発生します。
その問題を少しでも軽減するために、事前に補償内容を十分に確認しておきましょう。

それでは楽しいドライブへ行ってらっしゃい!
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