
ツーリングマップルを買ったものの、実際にどんな風に使っていけばいいのかよくわからない...。ツーリング時のうまい使い方を知りたい...!
このように、ツーリングマップルをどのように使えばいいのかわからない人に対して、この記事ではどのようにツーリングマップルを使えば効果的か、詳しく解説します。
スマホアプリではなくあえてツーリングマップルを使う理由は、
自分の旅の記録として残すため!
これに尽きます。
この記事では、どのようにすれば旅の思い出となる地図を作り上げることができるのかについても、詳しく解説します。
>>【関連記事】バイクでツーリング中に使う地図は、スマホより紙媒体が圧倒的におススメな話
- ツーリングマップルの効果的な使い方
- ツーリングマップルを使って自分の旅の記録を残す方法

ツーリングマップルに情報を書き込んで自分だけの地図に仕上げよう

冒頭でもお伝えしたように、ツーリングの地図にツーリングマップルなどの紙の地図を使うメリットは、
自分だけの地図を作り上げて、思い出を作り上げることができる
ということです。
スマホアプリの地図は確かに便利です。最新の渋滞情報や、紙の地図に載っていないような細い抜け道なども案内してくれます。

しかし、スマホアプリには旅の記録は残りません。だって、行先を入力して目的地に着いた瞬間、スマホアプリの役目は終わりますからね。
ツーリングマップルなら自分だけの地図を作り上げることで、一生モノの思い出になります
スマホアプリの道案内では、旅の記録を残すことはできません。そこで、ツーリングマップルの出番です。
ツーリングマップルの最大の魅力は、紙媒体であるということ。
紙媒体ということは、自分が感じたことやメモしたいことを瞬時に書き込むことができます。
地図に自分のメモが加わることで、その瞬間、ツーリングマップルはあなただけのツーリングマップルになります。
すなわち、それがあなたの旅の記録として手元に残るわけです。

瞬時に書き込んで、自分だけの地図を作り上げることは、スマホアプリでは到底できないことです。
これまでは「写真」や「現地のパンフレット」などが旅の思い出だったでしょう。
しかし、ツーリングマップルを使うことでもう一つ「自分だけの地図」が思い出として増えるのです。
ツーリングマップルの便利な使い方|ツーリングの前後にも楽しみがある!

では、前置きはこれくらいにして早速ツーリングマップルの便利な使い方を確認していきましょう。
ツーリングマップルを使えば、ツーリング中だけではなく、その前後にも楽しみが増えます。次の図をご覧ください。
ツーリングマップルを使って、自分だけのルート設計をしよう!
設計したルートをもとに、ツーリングを思いっきり楽しむ
自分で設計したルートで実際にツーリングを楽しみましょう!
旅の記録を残すため、ツーリングで通ったルートや場所を地図に書き込んでおきましょう!
旅の記録となったツーリングマップルを見返すことで、懐かしい記憶がよみがえります!
このように、ツーリングマップルを使用することで、ツーリング時だけではなく、計画段階やツーリング終了から数年後までだって活用することができます。
ここでご紹介する具体的な方法は、次の通りです。
- ツーリングマップルに記載されている情報をからルートを決める
- 付箋とペン、蛍光ペンを駆使する
- 立ち寄った場所にはメモしておく
これらについて、詳しく見ていきましょう。
ツーリングマップルの使い方1【ルート設計】:書いている情報をもとにしてルートを決めてみよう
まず1つ目のツーリングマップル活用法は、「書いてある情報をもとにルートを決定する」ということです。
スマホアプリを使っていた時には、スマホが示す道路をただひたすら走るというツーリングになりがちです。
ツーリングマップルを使えば、自分を主体としたルート設計が可能です。
この記事でも紹介したように、ツーリングマップルにはライダーに嬉しい情報がたくさん記載されています。
- 観光地・休憩スポット
- 渋滞しやすい道とその迂回路
- バイクが快走できる道
- ダート道や林道
このような情報をもとに、ツーリングマップルを使えば自分でルート設計をすることが可能です。
例えば、
【自宅】
ライダーに人気の交通神社
人気の海鮮丼点
バイクで快走できる海沿いの道
【本来の目的地】
などのように、実際に自分が訪れたい場所を選びながらルート設計することができます。
このようにツーリングマップルを使えば、目的地に到着するだけではなく、道中も思いっきり楽しむことができます。
ツーリングマップルには店の営業時間や休業日が書かれていないことが多々あります。そのため、事前に立ち寄りたいところが営業しているかどうか調べておきましょう。
ツーリングマップルの使い方2【楽しむ!】:計画したルートをもとに、ツーリングを楽しもう!
計画を立てれば、その次は計画に沿ってツーリングを楽しみましょう!
自分で計画したルートは、スマホのアプリが示すルートよりももっと楽しいはずです。

というか、自分で選んだ道なんだから、楽しくないわけがないですよねっ!
もちろん安全運転を心がけて、時間的に厳しくなってしまったら無理せずに行先を変更したり、経由地を変更したり、柔軟に対応しましょう。
ツーリングマップルの使い方3【地図に書き込み】:休憩地点や立ち寄った場所など、日付と合わせてメモしておこう
休憩地点や帰宅後にしっかりやっておきたいことは、
休憩地点や立ち寄った場所は日付と共に書き込んでおく
ということです。
というのも、これがツーリングマップルを旅の記録とすることにつながるからです。
立ち寄る予定だった場所は、もともと準備の段階で書き込みをしているかもしれません。
一方、当日急に立ち寄った場所や、予定では立ち寄る予定だったのに時間の都合上立ち寄らなかったなど、計画段階とは異なる動き方をした時には、ぜひその動きをメモしておきましょう。
これが後々役立つことになります。

例えば、次の計画を立てるときに、前回立ち寄れなかった場所に今回こそは立ち寄ろう、などのように前回の経験を生かした計画づくりをすることが可能になります。
頭の中で覚えておこうと思っても、意外と人間忘れるものです。
だからこそ、証拠としてツーリングマップルに書き込むことで一生残るメモになります。
ツーリングマップルにも間違いがあることもあります
基本的にツーリングマップルは正しい情報がほとんどですが、ごくまれに間違った情報が書かれていることがあります。
例えば、「快走できる広い道」と書かれてあっても実際はデコボコ道だったり、店がつぶれていたり。
ツーリングマップルは紙の地図で1年ごとに改定されます。そのため、最大1年の情報の遅れが生じうるのです。
そんな時には、自分のツーリングマップルへの書き込みがとても役に立ちます。
だって、次回のツーリング時には、情報を修正した上で自分に有利なルートでツーリングできますからね。

ライダーから絶大な人気を誇るツーリングマップルと言えども完璧ではない。
そんな地図を自分の手で更新していくことも、ツーリングの醍醐味です!
これでひとまず「ツーリング時におけるツーリングマップルの使用法」は一区切りです。
しかし、まだツーリングマップルの醍醐味が残っています。
それは、時間が経ってから思い出のアルバムとしてツーリングマップルを見返すことです。
ツーリングマップルの使い方4【地図を見返す】:懐かしの思い出を見返そう
ツーリングや旅行から帰ってきて1カ月から1年後、ツーリングマップルを見返してみましょう。
自分がしっかりと旅の記録を書き込んでいれば、様々な思い出がよみがえってきます。
- 景色がきれいで快走できる道路
- 旅行先の名物料理
- 偶然立ち寄った場所での素敵な思い出
- 泣く泣く予定変更して行けなかったツーリングスポット
後々見返すと、良い思い出も悪い思い出も、ツーリングマップルを通して思い返すことができます。

過去のツーリングマップルを見返すことで、さらにツーリング欲が生まれること間違い無しです!
初めに、「ツーリングマップルを使うことで、自分の思い出となる」と説明しましたが、もうその意味はお判りいただけましたね。
ツーリングマップルを利用すると、実際にツーリングする時だけではなく、その前後にも楽しみが生まれるのです。
ツーリング時のツーリングマップルの便利な使い方|付箋とペンを駆使しよう

さて、ここまではツーリング全体の流れとして、ツーリングマップルの使い方をご説明しました。
ここからは、実際にどのようにしてツーリングマップルを活用すればいいのかということをご説明します。
実際にツーリング時にタンクバックにツーリングマップルを入れる人は、信号待ちなどの合間合間で地図を確認することが多いと思います。
そのため、ツーリングマップルに直接書き込んでルートをわかりやすく表示しておく必要があります。

でも、意外と信号の待ち時間って、地図でルートを確認するためには時間が短いんよね...。
そのため、信号待ちの短い時間でルートを確認するためには、事前に自分でわかりやすく書き込みをしておく必要があります。
ここでは実際にどのように書き込みをすればよいのか、ご説明します。
ツーリングマップルの活用法1:大まかなルートを付箋に書き込んで張り付けておく
まず初めにおススメする書き込み方法は、「付箋を利用して大まかなルートを書き込む」ということです。
これまでツーリングで、どこ方面を目指せばいいのか、何号線を通ればいいのかわからなくなって道に迷ったという経験はありませんか?
実際、国道番号も1桁から3桁の数字の羅列なので、非常に覚えにくいんですよね。
そこで実践してほしいことが、「付箋にルートを書き込む」ということです。
具体的な例を示しましょう。
・御殿場付近:国道246号線「萩原北」で国道138号線御殿場バイパス方面へ右折
・その後、「仁杉」で国道469号線方面に左折。道なり15 kmぐらい。
このように、ざっとおおまかなルートを付箋に書き込んでおきます。
付箋に書き込んで地図に張り付けることで、信号待ちの短い時間でも情報を書いている付箋にすぐに目を移すことができます。
そのため、短い信号待ちの時間でもルートの確認ができるのです。
ツーリングマップルの活用法2:ルートの書き込みは黒ペンよりも蛍光ペンの方が見やすいです
付箋を張り付けたとしても、やはり細かいルートは道路に沿ってマーカーを引いておかなければ、どの道を通ればいいのかイメージが付きづらいです。
そこで、事前にルートをペンで書き込んでおくと、長めの信号待ちでルートを確認しやすいのでおススメです。
ここで注意してほしいことが、
ペンは黒ペンではなく蛍光ペンを使うこと
です。
というのも、黒ペンでルートをなぞっても、なぞった線が非常に見にくいからです。
しかも、黒ペンであれば塗ったところの情報が黒塗りになって見えなくなってしまいます。

交差点の名前や国道番号を塗りつぶしてしまって見え無くなれば、たちまちどこで曲がればいいのかわからなくなってしまいますからね!
そこで、蛍光マーカーの出番です。
蛍光マーカーであれば、交差点名や国道番号を塗りつぶしてしまうこともありませんし、何よりラインが蛍光なので見えやすいです。
蛍光マーカーは細字と太字の両方ついていることがほとんどですが、太字でルートをなぞることをおススメします。
というのも、細字であれば道と重なって見えてしまうため、大きな幹線道路をなぞるときには見えにくくなってしまうからです。
このように、太字の蛍光マーカーを使うことで、ツーリングマップルの効果を最大限に発揮することができます。
まとめ|ツーリングマップルをうまく使って旅の記録を残そう!

さて、ここまでツーリングマップルの効果的な使い方について解説しました。
ツーリングの前後での使い方としては、
- まずはルート設計
- ルートに沿ってツーリングを楽しむ!
- 立ち寄ったポイントはツーリングマップルに書き込む
- 時間が経ってから見返す
という使い方がおススメです。
実際のツーリング時に地図を見るためやっておきたいことは、
- 大まかなルートを付箋に書き込んでツーリングマップルに張り付けておく
- 蛍光ペンでルートをなぞっておく
でした。これをやっておくのとやっておかないのとでは、利便性が全然違いますよ!

このように、ツーリングマップルを効果的に最大限活用して、快適なツーリングを楽しみましょう!
ぜひこの記事を参考に、皆さんがお持ちのツーリングマップルを最大限に活用してください!
▼ツーリングマップルをまだ持っていないという方は、こちらの記事もぜひご覧ください!
