教育実習を控えている人は、不安と楽しみが入り混じった不思議な感情になっているのではないでしょうか。

教育実習が迫ってきた...。無事実習を終えられるか不安...。
不安材料をひとつでも減らすためには、事前の準備が欠かせません。
事前準備のひとつは、「忘れ物が無いようにすること!」です。
この記事では、実際に高校で教育実習を行った私が、教育実習に必要不可欠な持ち物を説明します。


高校の教育実習で必要な持ち物はこれだ!

では、早速高校の教育実習で必要な持ち物を確認していきましょう。
ここでは、絶対に忘れてはならない必須の持ち物と、あれば便利な持ち物に分けて説明します。
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- スーツ
- ノート
- 筆記用具
- ノートパソコン
- 携帯
- 充電器
- 腕時計
- 教育実習関係の資料
- 教育実習手帳
- 印鑑
では早速、それぞれの持ち物について確認していきましょう。
高校の教育実習で必須な持ち物|絶対に忘れてはいけないもの

それでは、まず初めに必須な持ち物について、確認していきましょう。
高校の教育実習で必要なもの|スーツ
教育実習でまず初めに大事なことは、身だしなみです。
きちんとしたフォーマルな服装でないと、生徒側からも教師側からも信頼を得られません。
そのため、教育実習の第一歩として、身だしなみをそろえることが重要です。
私の担当した学校では、上履きは不要でしたので、革靴のまま一日を過ごしました。
上履きが必要な学校であれば、スニーカーなどの上履きを準備しておきましょう。

私の場合は夏に実習があったので、半そでワイシャツにネクタイ無しでOKでした。実習校によっても異なるので、これは要チェックですね!

ちなみに、スーツは2着くらいあると安心です。
1日ずつ着回しすることで、スーツの傷みが軽減され、長くスーツを使うことが可能です。

既に一着持っていて、サイズが分かっているなら以下の大手スーツ販売店のネット通販で購入するのが便利です!
高校の教育実習で必要なもの|ノート・筆記用具
ノートと筆記用具は言わずもがなでしょう。
指導案作成や板書計画、授業後の反省会など、様々な場面でノートが必要になります。
私は実習期間中に、2冊のノートを使いました。
いろいろなことをメモしていると、すぐにページが無くなってしまうのです。
また、筆記用具も必須の持ち物です。
シャーペン、黒ペン、赤ペン、消しゴムは最低限必要です。

黒ペンのインクはすぐに無くなってしまって、途中で追加のペンを購入しました。
高校の教育実習で必要なもの|ノートパソコン
授業をするためには、指導案を作成しなければなりません。
指導案を作成し、担当教員に確認してもらってOKが出て初めて授業ができるのです。
指導案作成には、多くの文字や図を使う必要があります。
そのため、ノートパソコンが無いと作業効率が落ちてしまいます。

ただでさえ忙しい教育実習期間中は、少しでも効率よく指導案作成を行いたいものです。ちなみに、私は指導案作成でダメ出しを食らい、日が変わる直前まで学校に残ったこともありました(泣)。
万が一ノートパソコンを持っていないなら、絶対に購入しておくことをおススメします!
高校の教育実習で必要なもの|スマホ
意外に思われるかもしれませんが、スマホは必須です。
そのため、常にメールボックスをチェックしておかなければならないのです。
また、指導案などの資料をネットにアップロードすることもあります。
しかし、学校には実習生が使えるWiFiは無いこともあります。
その際には、スマホのテザリング機能を用いてPCをネットワークにつなぐことで、資料をアップロードすることが可能になります。

学校のネットワークは、セキュリティ上の問題等で、実習生が使えることはまずないでしょう。
高校の教育実習で必要なもの|充電器
PCやスマホを使用して作業することは、一日のほぼ大半を占めることになるでしょう。
そのため、PCや携帯の充電器は必須です。

PCのバッテリーが切れたら、作業ができなくなります。つまり、指導案が作成できないため、そこで終了のお知らせです。
高校の教育実習で必要なもの|腕時計
授業を行う上で重要なことは、うまく時間配分することです。
適当な時間配分で授業を行っていると、早く授業が終わったり、あるいはすべての範囲を終えられない可能性があります。
教室内に時計もありますが、やはり自分の手元に時計がある方が見やすいし、時間管理もしやすいです。
そのため、安いものでいいので腕時計を準備しておきましょう。

私はサークルや授業の実習などで使用していた安物の腕時計を使って授業を行いました。

高校の教育実習で必要なもの|教育実習関係の資料
大学から配布された教育実習関係の資料も持参しましょう。
この資料は、指導案作成や授業構成を考えるうえで、役に立つこともあります。
もし途中で不要そうだな、と思ったら、自宅に置いておきましょう。
高校の教育実習で必要なもの|教育実習手帳
「教育実習簿」や「教育実習手帳」など、名前の違いはあるかもしれませんが、大学から配布されている冊子が手元にあるはずです。
内容としては、一日ごとの実習記録を記載したり、出勤簿や成績評価表が折り込まれています。
これを忘れてしまうと、実習記録が書けなったり、出勤簿に印鑑を押すことができなくなってしまいます。
つまり、教育実習手帳を忘れてしまうと、教育実習の単位取得に大きく響いてしまう可能性があるのです。

教育実習手帳は基本的に毎日指導教員に提出して、確認の印鑑をもらう必要があります。
高校の教育実習で必要なもの|印鑑
出勤したことを証明するために、出勤簿に毎日押印します。
また、教育実習手帳の記入はボールペンで書くように指定されていることもあり、間違えて書いてしまった場合は訂正印が必要な場合もあります。
そのため、教育実習には印鑑が必須です。
注意するべきことは、シャチハタ印ではなく、朱肉を使うタイプの印鑑を準備することです。
シャチハタ印は時間が経つと陰影が薄くなってしまうので、出勤簿の押印には使えません。
シャチハタ印しか持っていないという場合は、事前に印鑑を作っておきましょう。

出勤簿に押印できないと、その日の出勤が証明されなくなってしまいます!マジで印鑑は必須です!

シャチハタ印しか持っていない...
という人は、これを機にぜひ朱肉を使うタイプの印鑑を購入しておきましょう!
安く・早く手に入れるためには、圧倒的にネットで購入するのがおススメ。
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高校の教育実習であると便利な持ち物|なるべく準備しよう

さて、次は教育実習であると便利な持ち物を確認しましょう。
実際、私は持って行って正解だったと感じています。
高校の教育実習で必要なもの|付箋
授業で使ったプリントを回収してコメントを書く際には、私は付箋を張り付けてその上にコメントを書いていました。
授業にあまり関係しないコメントなどは、生徒が復習する上でじゃまなものになってしまいます。
また、教育実習手帳を指導教官に提出する際、見てほしいページがすぐにわかるように付箋を張り付けていました。

板書計画を書いたり、授業中に言い忘れそうなことなど、付箋に記入しておくことで目を引くことができます。また、毎日確認する事項 (出席など) について付箋に記入し、指導案にはりつけておけば、使いまわしができます。
高校の教育実習で必要なもの|バインダー
教育実習で行うことは、授業ももちろんですが、授業見学も重要な実習のひとつです。
授業を見学することで、自分の授業と先生の授業で何が違うのかを理解し、授業の質の向上につなげることが可能です。
立って授業見学をすることもしばしばあります。
そんな時にメモを取るためには、バインダーがあると便利です。

生徒に見られたくないメモ (個々の生徒の様子や言動等) については、バインダーでノートやメモ用紙を挟んでしまえば、見られることはありません。
高校の教育実習で必要なもの|ハンカチ
これは身だしなみの観点からも重要ですが、やはりハンカチは社会人として必要でしょう。
トイレから出てきた教育実習生が手をピッピと振って水滴を落としている、なんて姿を見せることはできません。
加えて、やはり授業では緊張して汗をかいてしまうこともあります。
そのようなときにハンカチがあれば、スマートに汗をぬぐうことができます。

普段ハンカチを使っていないという人は意外と多いのではないでしょうか。この際にハンカチを購入して、万全の態勢で教育実習に臨みましょう!
まとめ|教育実習では、持ち物が成功のカギを握る

教育実習を成功させるためには、万全の体制で授業に臨む必要があります。
そのうえで、忘れ物があるとそれだけで準備不足になり、授業が失敗してしまうことにつながります。
そのため、教育実習では忘れ物が無いかどうか、しっかりと確認しておきましょう。

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- スーツ
- ノート
- 筆記用具
- ノートパソコン
- 携帯
- 充電器
- 腕時計
- 教育実習関係の資料
- 教育実習手帳
- 印鑑
この持ち物リストを徹底的に確認して、忘れ物なく教育実習に臨めるようにしましょう!