
教育実習で上履きを持ってくるように指示されているけど、どんな上履きを使えばいいのかよくわからない...。

自分が中高生だった頃、教育実習生がどんな上履きをしていたかなんて、覚えてないですもんね。
教育実習では、多くの学校で上履きを準備する様に指示されることが多いです。
もし土足OKであっても、通勤で使う革靴をそのまま上履きとして使うのが適しているのかどうか、疑問に思いますよね。
そこでこの記事では、「教育実習でどんな上履きを履けばいいのか」「革靴のまま授業をしてもいいのか」など、教育実習で使う上履きについての疑問を解決します。
- 教育実習で使う上履きは、革靴かスニーカー
- 迷ったらスニーカーを上履きとして使うべき
- 間違ってもスリッパを使ってはいけない!

- 某国立大学生
- 高校で教育実習を経験
- 実習科目は理科(物理)
- 実は高校生の時、物理を履修していなかった!

教育実習で使う上履きは、革靴かスニーカーを使おう
まずは端的に、結論からご説明します。
教育実習で使う上履きは、革靴かスニーカーのどちらかがおススメです。
多くの方が上履きとして挙げる候補の靴は、次のような種類ではないでしょうか。
- スニーカー
- 革靴
- スリッパ(クロックスなど)
この中で、教育実習に適しているものと適していないものがあります。

ズバリ、適していないものは「スリッパ(クロックスなど)」です。
それぞれの靴の種類について、解説していきましょう。

土足禁止なら、持ち運びにも最適な軽めのスニーカーがおすすめ

多くの教育実習校では、土足禁止である場合が多いです。
土足禁止の場合に使う上履きは、スニーカーがおススメです。
土足禁止の場合、通勤用で使う革靴とは別に靴を準備しなければなりません。
教育実習校に上履きとして使う靴を置いておける場合がほとんどですが、万が一毎日持って帰る必要があるなら、軽くて持ち運びに便利なスニーカーを上履きとして使うのがおススメです。

スーツにスニーカーって...、なんだかダサそう。
と思われる方も多いのではないでしょうか。
確かに、街中でスーツにスニーカーを履いていると、あまりスマートには見えません。
しかし、学校の中ではある意味「スーツ+スニーカー」が正装のようになっていることが多々あります。
なぜなら学校の先生は何かあった時にすぐに対応できるように、動きやすい靴を履いていることが多いからなんです。

特に小学校や中学校など、生徒の年齢が小さくなるにつれて動き回る可能性は高まりますからね。
教育実習生として実習に参加する場合でも、教員と同様に動きやすい靴を使っておくのがベターです。
だから、最も教育実習に向いている靴はスニーカーということになります。
スニーカーはスニーカーでも、普段使っている汚れたスニーカはNG!

ということは、普段大学に通っているときに使っているスニーカを教育実習でも使おうっと!

そのスニーカー、きれいですか?
普段使いのスニーカーを教育実習に使うのはOKです!
ただし、極端に汚れていたり、かかとを踏みつぶして履いているなら、教育実習に使用するのは控えましょう。

なんやその靴!教育実習舐めてんのかぁ??
こんなこと、指導教員に言われたら教育実習はやりにくいことこの上ない...。
「普段履き慣れている」かつ「そこそこきれい」なスニーカーを教育実習までに準備しておきましょう!

同じスニーカーを購入するなら、Amazonや楽天などの通販を利用するのがとても便利で簡単です。
土足OKなら、通勤時に履いてくる革靴を上履きとしてOK

もし学校が土足禁止でなければ、通勤時に履いてくる革靴をそのまま上履きとして使ってもよいです。

私が経験した教育実習では、土足OKだったので革靴を上履きとして使っていました。
革靴をそのまま上履きとして使えるなら、わざわざスニーカーを持って行く必要はありません。
しかし、革靴を1日中使うことにはある問題があります。それは、
革靴は普段履き慣れていないので、1日中履いていると足が疲れる!
という問題。
革靴は全体的に硬いし、それなりに重さもあります。
成人式の時に革靴を履いて、なかなか疲れた経験を持っている人は多いのではないでしょうか。
授業中と授業参観中は、基本的に1日中立ちっぱなしです。
そのため、普段履き慣れていない革靴を1日中履き続けると、足がむくんでしまったり、痛みが生じてしまう可能性があります。


2~3週間以上の長期間にわたる教育実習では、可能な限り体の負担を軽減したいところ。
革靴を1日中履き続けることが難しい人は、別途スニーカーを持参して利用すると、荷物は多くなりますが体の負担は軽減されます。

ちなみに私は、教材研究の時なんかは革靴を脱いで作業していましたね。(なんなら、睡眠不足だったので指導教員の目を盗んで靴を脱ぎ、椅子に横になって寝ていましたが...笑)
間違ってもスリッパやクロックスは上履きとして使ってはいけません

ここまで、教育実習で使う上履きとして革靴とスニーカーをおススメしてきました。
実は、最初に紹介した上履きの種類の中で、まだ触れていないものがあったことに気づきましたか?
教育実習で使う上履きとして適していないもの、それはスリッパやクロックスです。
皆さんが中高生の頃、学校の先生にはスリッパを上履きとして使っている先生がいたかもしれません。

実際私の中学校にも、クロックスを上履きとしていた先生はたくさんいました。
しかし、教育実習生がスリッパを使うのは避けておいた方が無難です。
学校の先生からすれば、身だしなみの整っていない人間として認知されてしまいます。
「スリッパを履いているヤル気のない実習生」という第一印象が付いてしまったら...。
想像するだけでも恐ろしいですよね。
>>【関連記事】教育実習の服装はスーツ一択!身だしなみについて経験者が解説!
何かあった時に走れるくらいの上履きを準備するべき!
スリッパを上履きとして使うのをおススメしない理由のもう一つは、スリッパでは走れないということです。
教育実習生であっても生徒から見ればひとりの先生。
そのため、生徒が不適切な行動をとっていれば、教育実習生であっても注意・指導しなければなりません。
極度な不適切な行動については、自ら解決するのではなく、指導教員の指示を仰ぎましょう。
小中学生相手なら、生徒が走って逃げることがあるため、教育実習生は走って生徒を捕まえて注意しなければなりません。
そのほかにも、授業直前になって印刷し忘れに気づいたら、印刷室まで走ってコピーを取りにいかなければなりません。
そのため、教育実習で使う上履きをサンダルとするのは不適切なのです。
教育実習の上履き選びで迷った時の基準は、「走ることができるかどうか」です。
走ることができない上履きは、教育実習生が使う上履きには適していません。
「走ることができるか」という観点でも、スニーカーは優秀な上履きなんです。
教育実習の上履きに迷ったら、スニーカーを使おう!|まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました。
ここまでの話を整理しておきましょう。
教育実習の上履き選びは、校内が土足OKか土足禁止で決まってきます。
もし土足OKなら、通勤で使う革靴をそのまま上履きとして使っても問題ありません。
校内が土足禁止なら、別途上履きを準備しなければなりませんが、持ち運びをすることも考えると、軽いスニーカーを上履きとして使用することがおススメです。
なお、スリッパに関しては身だしなみを整えるという点と、何かあった時に走れるかどうかという点で判断すると、教育実習に使う上履きとしては適切ではありません。
もし上履きをどうするかで悩んでいるなら、持ち運びがしやすく、万が一の時に走ることできるスニーカーを上履きとすることがおススメです。

万全の準備を整えて、いいスタートを切りましょう!それでは、また別の記事でお会いしましょう!
