教育実習は大変だし辛いので、参加には覚悟が必要です

このページを見ているのは、大学1, 2年生の中でも教職課程を履修しているという人や、大学3, 4年生で教育実習を目前に控えた人が多いのではないでしょうか。

教職課程を履修しているすべての人に言いたいことがあります。

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教育実習はめちゃめちゃ辛いし大変。生半可な気持ちでは参加するべきではない!!

私自身、高校の教育実習に生半可な気持ちで参加しました。

終わってみれば「いい経験だな」と美化されてしまうかもしれませんが、実習期間中はいろいろな面で辛いことが多かったです。

そこでこの記事では、教育実習がなぜ大変で辛いのか、経験者が語ります。

この記事の信頼性
・某国立大学生
・高校で教育実習を経験
・科目は物理
・実は高校の時、物理を履修していなかった

この記事は、自身の経験に基づいていますが、人によって感じ方は様々です。また、実習校や大学によっても差があるかと思います。

一教育実習経験者の経験談として、ご覧下さい。

目次

教育実習の大変さ・辛さ|その1 夜遅くまで帰れない

教育実習の大変さ・辛さ|その1 夜遅くまで帰れない

教育実習で最大の大変なポイントは、夜遅くまで帰れないということです。

私が実習校を出るのは、平均で夜9時。

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遅いときでは、夜11時半ぐらいで、終電で帰るということもありました。

なぜこんなに遅くまで学校に残る必要があるのでしょうか。

それは、授業を行う上で授業準備を入念に練る必要があるからです。

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授業準備が一番大変。辛い。しんどい。

授業準備とは、具体的には次のようなことを指します。

  • 指導案作成
  • 予備実験
  • 実験準備
  • 授業プリント作成
  • 板書計画作成
  • 授業練習

私は物理の実習生として教育実習に参加しましたが、特に大変だったのが、指導案作成と予備実験を行うことです。

指導案を練りに練って考えても、指導教員からは、

指導教員のアイコン画像指導教員

これを理解して生徒にとってどんなメリットがあるの?
この順番にした意図は?

というダメ出しの連続。ヒントすら与えられませんでした。

さらに、イチから実験を考えなければなりませんでした。

目に見えやすい実験結果が得られ、成功する確率が高い実験を構成しなければなりません。

実験を考えたら、当然予備実験を行い、生徒に実験させるための準備を行わなければなりません。

それが終われば、授業プリント作成に板書計画作成...。

気づけば時計は夜の9時です。退勤時間は5時なのに。

教育実習期間中、毎日が睡眠不足

そんなこんなで、帰るのが遅くなるので、当然睡眠不足になります。

自宅から学校までの通勤時間が長ければ長いほど、睡眠不足になります。

幸い、私は学校近くにホテルを取っていましたから、その点は大丈夫でした。

しかし、家に帰っても板書計画の作成が待っています。

そのため、毎日3, 4時間しか寝ることができない睡眠不足の毎日になります。

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教育実習の大変さ・辛さ|その2 教育現場はブラック

教育実習の大変さ・辛さ|その2 教育現場はブラック

よくニュース番組で、教育現場のブラックさについて報道されています。

教育実習に参加すると、学校がブラックであることがよくわかります。

教師は精神疾患や鬱になりやすい、という話を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。

教育現場を目の当たりにしてみると、それも納得できます。

毎日遅くまで学校に残っている教員の姿

実習初日、準備が全然終わらないことから、指導教員に「何時まで学校に残れますか?」と聞いたところ、

指導教員のアイコン画像指導教員

うーん、基本的に夜9時頃まではいつもいるから、それぐらいなら。

つまり、私の指導教員は授業準備や学校業務を毎日夜9時まで行っているのです。

この指導教員には幼い子どもがいるにも関わらず、仕事に追われて毎日サービス残業しているのです。

そして、次の日には朝早くから学校に来てまた仕事...。

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家族や生活を犠牲にして、学校の生徒と向き合うことは自分はできないな。

自分や家族を犠牲にしている指導教員を見て、私は教職に就くことは無理だと感じました。

幼いころから関わり合いの強い「教師」という職業は、授業を受けている側からすると憧れの的になります。

私も憧れを抱いて、教職課程を履修しました。

しかし、やはりそれは幻想に過ぎず、見えない部分で多くの残業をしているのです。 (教師の残業代は雀の涙ほどしか出ません。みなし残業というやつです。)

生徒のためなら何でもできる!たとえ自分を犠牲にしてでも!

このような強い信念を持っている人が教師という職を全うできるのです。

私は自分を犠牲にしてまでも生徒のことは考えられないので、自分のためにも生徒のためにも、教職に就くことは無理だと感じました。

教育実習の大変さ・辛さ|その3 お金がかかる

教育実習の大変さ・辛さ|その3 お金がかかる

教育実習には何かとお金がかかります。

だって自宅やホテルから実習校まで通勤しなければならないですからね。

しかも、準備の段階から多額の費用が掛かってしまいます。

教育実習の準備にかかった実際の支出

教育実習前にかかった支出を以下の表にまとめました。

項目費用
スーツ20,000円
ワイシャツ10,000円
授業準備のための教科書等5,000円
その他小物 (ハンカチ、文房具等)3,000円
合計約40,000円

最も高額な支出はスーツです。20,000円でもとても安い方です。

一着しか持っていないとすぐにスーツがへたってしまうため、最低でも2本は欲しいところです。

ワイシャツは3着購入し、毎週2回、洗濯して着まわしていました。

ユニクロの安いワイシャツを購入すれば10,000円で収まりますが、スーツ屋さんで購入すると15,000円程度してしまいます。

その他、授業準備やハンカチ、文房具などで合計約10,000円程度の支出がありました。

教育実習期間中の実際の支出

教育実習期間中、私は実習校から3, 4駅ほど離れた駅前にホテルを取っていました。

ホテルといっても、ゲストハウスみたいな感じで、簡易的なものです。

また、ホテルから実習校までの交通費代もかかります。

教育実習期間中の実際の支出は以下の通りです。

項目費用
 ホテル 50,000円
交通費10,000円
食費30,000円
合計90,000円

実習中には、約90,000円の支出があったことがわかります。

実習前の準備にかかった費用と、実習中にかかった費用を合わせると、約13,000円。

今後就活に使うスーツやワイシャツを除いても、教育実習だけで約10万円の支出があったことがわかります。

学生にとって10万円の支出は、めちゃめちゃ大きいですよね。

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「教育実習はいい経験になる」とは言いますが、この10万円を使ってもっといい経験もできそうです。なんとなくで教職課程を履修している人は特に。

それでも教育実習に参加する人へ向けてメッセージ

それでも教育実習に参加する人へ向けてメッセージ

ここまで読んで、「教員免許を取るのは大変だな」と思った人と、「それでも自分は教員免許を取得する」と思った人がいると思います。

「大変なことは承知の上、教育実習に参加する!」という人は、覚悟して参加しましょう。

そもそも、教員志望なら教員免許を取得しなければならないので、必然的に教育実習にも参加することになりますしね。

教職志望の人や教育に興味がある人は、一生に一度のとてもいい経験になるはずです。

教育実習が楽しみでたまらない、という人もいることでしょう。

しかし、教育実習を経て教職を諦めることになるかもしれないということを頭の片隅に置いておいてください。

実際、私と共に教育実習を乗り越えた人の中にも、教職志望であるにも関わらず、教職を断念した人がいました。

それぐらい、教育実習は大変で、学校の裏の側面を見ることになるのです。

油断せず、本気で、心して教育実習に臨むことを強くおススメします。

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私は学校の闇の側面を見てしまったこともあり、自分には教職は無理だと感じました。
逆に、教育実習が無ければ、間違えて教職を目指すことになっていたかもしれません。そういう意味では、良い経験になったと感じています。

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まとめ|教育実習は辛い。生半可な覚悟ならやめておこう。

まとめ|教育実習は辛い。生半可な覚悟ならやめておこう。

私が経験した教育実習は、とても大変で毎日が辛かったです。

  • 夜遅くまで帰れなくてつらい。
  • 教育現場がいかにブラックであるか体感できた。
  • 10万円ぐらいの出費がある。

私の経験から言うと、教育実習は鋼のメンタルが無いとすぐに心が折れてしまいます。

それぐらい、精神的にも金銭的にも教育実習は辛いものなのです。

そのため、「なんとなく教員免許欲しいな」と思って教職課程を取るのはお勧めしません。

自分にとってプラスにはならないことはもちろん、受け入れてくれる学校側や生徒側にも迷惑になることになります。

本当に自分は教職課程を履修する必要があるのか、本当に教育実習を乗り越えられるのか、しっかりと判断したうえで教育実習に参加しましょう。

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「なんとなくで教職課程を取っている」という人は、教職課程を断念し、他のことに時間を使う方が自分のためになりますよ!

以上、教育実習に生半可な覚悟で参加した、一教育実習生からのアドバイスでした。

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