
教育実習を予定しているけど、どんな服装で実習に参加すればいいかわからない...。スーツでいいの?

服装は人の第一印象を決めてしまうので、失敗したくないですよね。
教育実習参加前って、毎日心が落ち着きませんよね。
教育実習ではできる限り失敗を少なくしたいものですが、失敗を少なくするためには事前の準備が必要不可欠です。
最も初歩的で重要な準備は、教育実習の服装をしっかり準備することです!
この記事では、「教育実習にどのような服装で臨めばいいのかわからない」「服装に関してどんな注意点があるのか知りたい」という人に向けて、教育実習経験者の僕がアドバイスします!
- 教育実習に適している服装
- 教育実習参加時の服装関連の注意点


- 某国立大学生
- 高校で教育実習を経験
- 実習科目は理科(物理)
- 実は高校生の時、物理を履修していなかった!
服装はスーツで、基本的に「地味かどうか」でチェックすればOK!

既に大学から指示がある方も多いかと思いますが、教育実習には原則として必ずスーツで参加しましょう。
...とは言われても、どんな基準でスーツを選べばいいのかわかりませんよね。

例えば、成人式の時に着用した少しだけ柄の入っているスーツやYシャツはどうなの?
と疑問に思われる方も多いと思います。
そこで、教育実習の服装について1つ核心となるアドバイスです。
スーツ選びに関わらず、教育実習に参加する際の服装は、「地味であるか」を基準に選択しましょう!
教育実習には、スーツにネクタイ、革靴などを身につけて実習に参加しますよね。
その時に、スーツやネクタイ、革靴など身につけているものが地味であれば、教育実習でも着用することができます。
一方、ちょっとでもがちゃがちゃしている服装だと自分で思うものについては、教育実習では着用しないのが無難です。
例えばスーツ。
成人式の時には、教育実習や就活をあまり意識していなかったためにグレーや青いスーツを購入したという方もいらっしゃると思います。
しかし、成人式を思い返せば、自分以外の多くの人は黒や紺のスーツではなかったですか?
グレーや青いスーツはおしゃれな一方で、教育実習にはきらびやかすぎるのです。
というのも、学校現場の先生は生徒に対して指導するため、生徒のお手本となるような服装でなければなりません。
しかも、実習生は「生徒から見れば先生」、「指導教員から見れば学生」という先生と学生の両方の性質を持ち合わせた不思議な立場です。
そのため、生徒から見ても指導教員から見ても、納得されるような服装である必要があり、その判断基準が地味であるかどうかなのです。

グレーや青いスーツを着ていれば周りから見て目立ちますよね?
目立つということは、既に「地味である」という条件に反しています。
一方、黒色でストライプ柄の入ったスーツはどうでしょうか。
黒色で控え目なストライプ柄であれば、あまり目立つことはありませんよね。
つまり、「地味である」という条件に適合しています。
そのため、黒色でストライプ柄のスーツ程度のものであれば、教育実習に着用していくことが可能です。
つまり、教育実習の服装の選び方の基準は「地味かどうか」がポイントです!
ネクタイ・革靴も落ち着いた色で地味なものを選ぼう
「地味かどうか」という基準で考えれば、その他の服装についても判断することが可能です。
例えば、スーツと合わせて必須なネクタイや革靴について考えてみましょう。
地味であるかという点で服装を考えていくと、
- 深い青いネクタイ
→地味なのでOK!」 - 明るい茶色の革靴
→目立ちやすく地味ではないのでNG!
このように、自分で服装を判断することができます。

服装関連の判断基準はすべて「地味かどうか」です。
これを常に念頭に置いて、服装選びをしましょう。
夏場なら半そでワイシャツだけでもOKな場合が多い
冬場なら当然、ネクタイを締めてジャケットを着る必要があります。
一方、夏場ならクールビズの一環で、多くの場合で半そでワイシャツだけでOKです。
私は夏場の教育実習に参加しましたが、とにかく教室や通勤中は暑い...!

特に、新型コロナウイルスの影響により常に換気を行う必要があったので、窓は開けっぱなしでした。
そのため、半そでワイシャツ意外であれば、暑くて暑くて、実習どころではなかったと思います。
実習校から服装の連絡があるかと思いますので、事前にしっかりとチェックしておきましょう。
もし服装についての説明が無く、不安な場合は直接学校に問い合わせておきましょう。

スーツは専門店で購入するのが間違いなくておススメ!

では、具体的にスーツをどこで購入すればいいのか、ご説明します。
スーツを購入するには、スーツ専門店で購入するのが確実でおススメです。
スーツっていい値段がするものも多いので、できればユニクロやGUなどの安いスーツっぽい服済ませたいと思う気持ちはとても分かります。

私もスーツを購入するため、最初はユニクロやGUで試着してみましたが、いまいちサイズ感が合わなかったです。
高身長でスラっとした体形なら、ユニクロやGUなどの安いスーツでも決まるかもしれませんが、多くの人にとっては見た目が良くありません。
その理由として挙げられるのは、サイズ展開の少なさです。
ユニクロやGUのスーツはXS, S, M, L, XL, XXL, 3XL, 4XLの8つのサイズ展開しかありません。
しかし、スーツ専門店なら下の図のようにめちゃめちゃ多くのサイズ展開があります。

しっかり身体にフィットするスーツを着用することで、教育実習校や指導教員からの第一印象が良くなるわけです。

でも、スーツ専門店のスーツは値段が高いのがちょっと...。

確かに、スーツ専門店のスーツの値段は、ユニクロやGUなどと比べてしまうと、高いです。
そこで、スーツを新たに買う時のポイントがこちら。
就活でも使いまわせるように、黒い無地のスーツを選ぶ!
今スーツを購入しなくても、結局就活の時に新しくスーツを購入することになります。
そのため、教育実習に参加する前に就活でも使えるスーツを購入し、教育実習でもそれを着用することで、ユニクロやGUなどのスーツを買う費用が浮きます。
教育実習のためだけに体にフィットしにくいユニクロやGUなどのスーツを購入するか、今後控える就活を考慮してあらかじめ就活にも使えるスーツを購入するのか。

考えてみると、教育実習の前にスーツを購入しておくのが明らかに効率的で経済的ですよね。
そのため、
教育実習前には、就活にも使える黒色無地のスーツを購入し、実習でこれを着用することを強くおススメします!
スーツを持っていない人・体形が変わって着られない人は、店頭で買いましょう
スーツをまだ一着も持っていない、あるいは体形が変わっていて着られないという人は、プロに採寸してもらって、試着してから購入するのが間違いありません。
そのため、実際にスーツ専門店に足を運んでみることをおススメします。
スーツ専門店はたくさんありますが、全国に展開している有名チェーンを以下に挙げておきます。
これ以外にも、自宅近くに店舗があれば、他のスーツ専門店でも問題ありません。
スーツを1着でも持っていて、サイズが変わっていなければオンラインショップでもOK
成人式などの際にスーツを作っていて、サイズ的にも問題なく着られるという場合は、オンラインショップを利用してスーツを購入するのもOKです。
近くにスーツ専門店が無い場合や、車などの交通手段が無い場合、スーツを手にして持って帰るのはなかなか大変なので、オンラインショップを利用することをおススメします。

私はサイズが分かっているにも関わらずスーツを店舗で購入しましたが...、夏の時期に持って帰るのは辛かったですね。。。
オンラインショップでスーツを購入する際に必要なのが、サイズの情報です。
例えば、スーツのはるやまの公式ページでは、下のようなサイズの選択肢があります。

今持っているスーツのジャケットのタグには、「A-6」とか「AB-8」とか書いてあるはずです。
最初のアルファベット1文字または2文字が、「A体」「AB体」「BB体」のアルファベットに対応します。
また、最後の数字が上表の「号」に対応します。
この情報があれば、オンラインショップでスーツを購入することができます。
オンラインでの購入可能店舗は、以下の通りです。
スーツのサイズは規格で決まっているため、他社製品であってもサイズは共通です。
そのため、洋服の青山で購入したサイズをもとに、スーツのはるやまで購入しても問題ありません。
ちなみに、自分でこだわってスーツを作りたいという方は、オーダーメイドスーツを利用してみるのもおススメです。
例えば、Suits yaではオーダーメイドスーツをネットで注文できます。
実は、組み合わせによってはオーダーメイドスーツでも、量販店で販売されているスーツと同等の値段で購入できることもあります。

とはいえ、多少なりとも高くなってしまうので、量販店のスーツで何ら問題ありません!ちなみに、私はスーツのはるやまで購入しました!
- 教育実習では、スーツは1着だけでも着回せる?
-
スーツは1着を何日も着まわしているとすぐに傷んでしまうので、できる限り2着準備しておくのがおススメです。
1日ごとのローテーションでスーツを回せば、スーツを痛めることなく教育実習を終え、さらに就活にも利用することが可能です。
- 教育実習に使うスーツを購入するときの注意点は?
-
夏場の教育実習は暑くて汗をかきます。また、濃い色のスーツはチョークの汚れが目立つため、常に清潔にしておきたいところです。
とはいえ、毎回クリーニングに出すのも難しいので、洗えるスーツ(ウォッシャブルスーツ)を購入することをおススメします。
ユニクロやGUなどのワイシャツは安くて高品質なのでおすすめ
先ほど、ユニクロやGUなどのスーツは教育実習で使うことはおススメできないと説明しました。
しかし、ユニクロやGUの服が教育実習に向いていないというのは、スーツに限った話です。
スーツ以外の物であれば、ユニクロの製品も使用することが十分可能です。

例えば、僕が使用していたワイシャツは、すべてユニクロで購入したワイシャツです!
ユニクロなら一着1,000円台からありますが、スーツ専門店でワイシャツまで購入すると、一着5,000円程度もかかってしまいます。
教育実習では最低でも3着程度ワイシャツは準備しておきたいところです。
そのため、一番外側の第一印象を決定するスーツは専門店で、ワイシャツなどスーツ以外の衣服はユニクロで揃えると、第一印象はばっちりで、経済的に準備することが可能です。
教育実習の服装関係で意外と必要なものは「ハンカチ」

ここまで、スーツやワイシャツなど、確実に必要な服装についてご説明してきました。
ここで、服装関係でとても重要で忘れてはならない物がありますので、関連してご説明しておきます。
スーツと合わせてぜひ準備しておきたいもの、それはハンカチです。
スーツを準備する理由は、身だしなみを揃えて印象をよくするということが理由でしたよね。
教育実習では、生徒の模範となるような行動を常に行う必要があります。
そのためには、ハンカチが必要不可欠なのです。例えば、
- 授業中、チョークを持った手を洗うとき
- 休み時間中、トイレから出てきたとき
こんな時、びちょびちょの手をパッパッと振って乾かす、なんてことをすると、どんなにスーツが決まっていても台無しです。
そのため、教育実習ではスーツと同じくらいハンカチの重要性は高いのです。

ハンカチは1日1枚使うので、複数枚まとめて準備しておくことがおススメです。
私が教育実習前に購入したハンカチがこちら。
毎日新しいハンカチを持って行って、清潔感があり、生徒の模範となるような実習生になることを心がけましょう!
まとめ|教育実習の服装は「スーツ+ハンカチ」で完璧!


ここまでご覧いただきありがとうございました。教育実習の服装について、おさらいしておきましょう。
教育実習の服装は、基本的にスーツ一択です。
地味なスーツなら、教育実習に使える!
これが教育実習に適しているスーツの選び方です。
スーツの購入は、ユニクロやGUではなく、サイズ展開が豊富なスーツ専門店で購入することをおススメします。
まだ一着もスーツを持っていない人や、スーツを持っているけどサイズが合わないという人は、直接スーツ専門店に行って購入しましょう。
着れるスーツを持っていて、サイズがわかるという場合は、ネットで注文するのが簡単で便利です。
これらの店舗なら、直接店舗に行ってもネットでもスーツを購入することができます。
加えて、絶対にハンカチも準備しましょう!
身だしなみを整えることは、教育実習で最も重要と言っても過言ではありません。
ハンカチを持っていない人はあらかじめ準備しておきましょう!

適切な服装で教育実習に参加して、好印象な第一印象でスムーズに実習をスタートさせましょう!
