
バイクキャンプ用のテーブル選びの基準ってあるの?コスパのいいテーブルはどれ?

バイクキャンプ用のテーブルの選び方は、たった1つのポイントを抑えるだけでOKです!
「キャンプツーリングを始めたい!でもどんなテーブルがいいかわからない!」という方に向けて、この記事ではバイクでキャンプするときのテーブルの選び方についてご説明します。
選び方のポイントははたった1つだけ!
このポイントさえ押さえれば、失敗しない道具選びをすることが可能です!
また、キャンプスタイルによっては適切な道具が変わってきますので、この点についても詳しく解説しています。
この記事を読んで、自分に合ったキャンプ用のテーブルを選びましょう!
- キャンプツーリングで使うテーブルは「横幅」に着目すれば一発で決まる!
- ロースタイル?ハイスタイル?キャンプスタイルに合わせてテーブルを選ぶと失敗無し!


ソロキャンプ用のテーブルの選び方はたった1つだけ!
まず初めに、テーブル選びの第一歩として「どんな基準でテーブルを選べばいいのか」ということについて解説します。
バイクキャンプで使うテーブルの選び方は、たった1つのポイントを抑えるだけでOKです!
その選び方とはズバリ、
バイクキャンプで使うテーブルは、収納時の横幅がカバンのサイズに収まるかどうかで選びましょう!
キャンプツーリングでは、バッグに荷物を詰め込んで移動しますよね。
荷物の積載には、しっかりと道具を固定させることが重要です。
キャンプ用のテーブルは、軽いものでも数百gの重さがありますが、たった数百gであっても万が一落下してしまうと、重大な事故につながってしまう可能性があります。
そのため、荷物を固定することが重要なのです。
荷物を固定する上で多くのキャンパーが使用しているのが、バイク用のシートバッグです。
このシートバックに入る程度の大きさのテーブルであれば、走行中にテーブルが落下することはありません。
そのため、バイクに積載するテーブルは、シートバッグの中に入るかどうかがポイントになるわけです。
専用のシートバッグを使わなかったり、シートバッグの外に荷物を固定するのは、初心者にはおススメできません。
固定方法が甘ければ、簡単に荷物が落ちてしまうので、事故を誘発する原因となるからです。
テントやランタンなどは、どんなものを選んでもツーリング用のシートバッグに十分積載できることが多いです。
つまり、軽量化するという点では小さいものを選ぶのがセオリーですが、特段大きさを気にする必要は無いんですよね。
しかし、テーブルに関しては比較的大きいものもあり、場合によってはシートバッグには入らない、なんてことも十分ありうるのです。
そのため、キャンプ用のテーブルを選ぶ際には横幅を確認して、自分がキャンプツーリングで使うバッグに入るかどうかチェックしましょう!

収納サイズに加えて、見ておいた方がいいポイントは2つ!
さて、収納サイズをチェックする重要性については確認しましたが、実はこれ以外にも結構重要なポイントがあります。
収納サイズさえチェックしておけば間違いはないんですが、次の2点について自分のキャンプスタイルに合っているテーブルを選べば、さらに快適なキャンプにつながります。
- 天板の素材
- テーブルの広さ
この2点についても、ここではしっかり解説します!
天板の素材|熱いものを直接置けるかどうか

まず1つ目のチェックポイントは、「熱いものを直接置けるかどうか」です。
キャンプの醍醐味の1つは、アウトドア料理ではないでしょうか?
フライパンやスキレット、時にはホットサンドメーカーで肉まんを挟んでみたり...!
そんな時、直接テーブルに熱いフライパンやスキレットを置けると、非常に便利です。
直接熱いものが置けるかどうか判断ポイントは「天板がステンレスでできているかどうか」です。
ステンレスなら、1,400度程度まで耐えることが可能です。
焚き火の温度は、条件によって異なりますが、せいぜい1,300度程度です。
1,300度程度の焚き火にかけたフライパンやスキレットは、熱移動の際にエネルギー損失があるのでせいぜい1,200度前後までしか上昇しません。
そのため、ステンレス製のテーブルであれば熱いものを直接置くことができるのです。
これは意外と便利で、というのもいちいちフライパンやスキレット用の鍋敷きを持って行くのは面倒なんですよね。
焚き火用の薪などを支えにして置くことも可能ですが、安定性が低いため、高温の物を置くには不適切です。
そのため、キャンプ場で料理をしたいという人は、ぜひステンレス製のテーブルを選んでみましょう!
テーブルの広さ|広い方が使い勝手はよい

2つ目のチェックポイントは、「テーブルの広さ」です。
想像すれば簡単にご理解いただけると思いますが、テーブルは広ければ広いほど使い勝手が良いです。
ソロキャンプ用のテーブルって小さいものが多くて、お皿1つとコップ1つでテーブルが満杯になる、なんてことも多々あります。
最低でも、次のものぐらいはテーブル上に置いておきたいですよね。
- お皿
- 飲み物
- 小型のランタン
- スマホ
これくらいのものを置いておきたいなら、できる限り大き目のテーブルを選ぶことがおススメです!

しかし、注意したいのは大きいテーブルになればなるほど、横幅も大きくなる傾向にあるということ。
広くて使いやすいテーブルを選ぶと、必然的にサイズも大きくなってしまうんですよね。
そのため、広いテーブルを選ぶときには、特に「収納時のサイズ」についてしっかりチェックしておきましょう!
ロースタイル?ハイスタイル?自分のスタイルに合わせて選ぼう

ここまで、テーブル選びに関するよくある疑問に沿って、選び方を解説してきました。
ここで他のサイトではあまり触れられていない視点で、キャンプ用テーブルの選び方について解説します。

それは、自分のキャンプスタイルに合わせたテーブルを選ぶということです。
キャンプスタイルの分類は様々ですが、食事やリラックスするときの「視点の高さ」に着目したスタイルの分け方があります。
この分け方に従えば、キャンプスタイルは次のように分類することができます。
- ハイスタイル
- ロースタイル
ハイスタイルとは、高い目線で楽しむキャンプスタイルです。
例えば通常サイズの椅子やテーブルを使用する場合がハイスタイルに当てはまります。
一方、ロースタイルとは、低い目線で楽しむキャンプスタイルです。
例えば、低い椅子を使ったり、極論はビニールシートなどを敷いて地べたに座るというキャンプスタイルですね。
地べたに座るスタイルは、「地べたスタイル」とか「お座敷スタイル」とか言われたりします。
つまり、ハイスタイルかロースタイルかによっても、適切なテーブル選びは変わってくるのです。
想像してみて下さい。
ハイスタイルで楽しむために比較的大きめの椅子を買ったのに、テーブルが低ければその都度腰を曲げてテーブルに手を伸ばすことになります。
一方、地べたスタイルでキャンプをするのに、少し高さが高いテーブルを使うと、テーブルに乗っているのもを取りにくいですよね。
つまり、あなたがどのようなキャンプスタイルで楽しみたいかによって、選ぶテーブルの種類が変わってくるのです。
ちなみに、まだあまりキャンプをしたことが無い人で地べたに座るのが苦でなければ、とりあえず地べたスタイルでキャンプに出掛けてみることをおススメします。
道具を揃えてから「やっぱり椅子もテーブルもいらないや」ってなったらめちゃめちゃムダな買い物になってしまいますからね。
一方、僕のように「体が硬くて地面に直接座るなんて到底無理!(笑)」という人は、初めからハイスタイルでキャンプをすると決めておくのもアリです。

キャンプスタイルが決まれば、他の道具にも統一性が出て選びやすいですからね!
ちなみに、椅子の選び方についても同じ視点で選ぶことができます。詳しくは下の記事をご参考に!

ハイスタイルのあなたには、このテーブルがおススメ!
「自分のキャンプスタイルはハイスタイル!」という人には、僕が使用しているテーブルをおススメします。
そのテーブルがこちら。

ズバリ、中国製の安価なテーブルです!
世の中には高額なキャンプ用テーブルもありますが、安価な中国製のキャンプ用テーブルでも十分機能を発揮してくれます。
この商品は、収納時の長さが44 cm。
キャンプで使用されることが多いシートバッグは、タナックスのキャンピングシートバッグ2ですが、このシートバッグの内寸は約50 cm(拡張時には約70 cm)。
そのため、このシートバッグには十分入る大きさであると言えます。
重さも900 gと、持ち運びしやすくて便利なコンパクトさです。
テーブルの高さは約32 cm。
通常サイズのキャンプ用の椅子を使うと、ちょうどいい高さにテーブルの天板がきます。
そのため、ハイスタイルのキャンプに用いるのは最適なんです。
天板のサイズは35 cm×40 cmで、小型のランタンとお皿、ドリンク程度なら十分置くことが可能です。
1つ注意しておきたい点は、天板がステンレス製ではなく、表面が塗料でコーティングされているため、熱いものを直接置くことはできないということです。
そのため、スキレットなどを置きたいという人は、別で鍋敷きやタオル等を持って行く必要があります。
とはいえ、ハイスタイルでキャンプを楽しみたい人で、どのテーブルを選べばいいのか悩んでいる人は、このテーブルを選んでおけば間違いはありません。

僕も何度も使い倒していますが、不満に思ったことは一度もありません!
ロースタイルのあなたには、このテーブルがおススメ!

自分のキャンプスタイルはハイスタイルではなくロースタイル!
という方におススメのテーブルがこちら。

このテーブル、実はキャンプツーリングをする人のみならず、アニメ好きの人も知っているくらい有名なテーブルなんです。
というのも、ゆるキャン△というキャンプアニメで登場する人物が使用していたテーブルだから!
アニメで採用されるほど、ソロキャンパーには有名で適しているテーブルなんですよね。
このテーブルの良いところは、天板がステンレスでできているというところ。
そのため、熱々のスキレットやフライパンを直接置くことができて便利です。
折りたたみ時の長さは40 cmで、ほとんど全てのキャンプ用バッグに収納することができます。
重さも0.7 kgと軽めで、携帯性はバツグンです。
一点欠点を挙げるとすれば、天板のサイズの小ささです。
このテーブルの天板のサイズは40 cm×29 cmで、A4の紙を2枚並べた大きさより少し小さい程度です。
コンパクトだからこそ、使用時のサイズが小さくなってしまうという欠点があります。
しかし、ロースタイルのいいところは直接地面に物を置けるところです。
食品などはテーブルの上に、そのほかの小物は地面に直接置くというロースタイルの長所を生かすことで、このテーブルの欠点を補えます。
ローテーブル界隈では定番のテーブルです。
そのため、迷ったらこのテーブルを選んでおくのが正解です。
まとめ|収納サイズとキャンプスタイルに合わせて選ぼう!

ここまでお読みいただきありがとうございました。
テーブルの選び方について、再度ここでまとめておきましょう。
バイクで持ち運びするソロキャンプ用のテーブルの選び方のポイントは、「収納時のサイズ」です。
収納時のサイズがバッグよりも大きいと持ち運びしにくいですし、ツーリング時に荷崩れがあれば事故の原因となります。
そのほかのポイントとしては、
- 天板のサイズは十分か
- 素材はステンレスで熱いものを直接置けるか
- あなたのキャンプスタイルはロースタイルかハイスタイルか
この点に気を付ければ、適切なキャンプ用のテーブルを選ぶことができます。
もし迷ったら、スタイル別に定番のテーブルを選ぶのがおススメです。
今回紹介したテーブルはどちらも定番のテーブルで、迷ったらこれを選んでおけば外れはありません。

自分のキャンプスタイルに合ったテーブルを選んで、快適なキャンプを楽しみましょう!

▼今回紹介した商品はコチラ。