こんにちは。
バイクとキャンプが趣味で、ブログを通してキャンプツーリングや旅行についての情報を発信している、某国立大学生のまっちーです。

キャンプツーリングで焚き火をするために焚き火台の購入を検討しているけど、どうやって選べばいいかわからない...。
おススメの商品はどれよ!?

確かに、焚き火台っていろんな種類があって、どれを選べばいいか判断しにくいですよね。
焚き火台は種類がたくさんあって悩みますが、バイクで移動することと、焚き火の目的を考えれば、どの焚き火台にするべきかはすぐに決まります!
この記事では「どのようにして焚き火台を選べばいいのかわからない人」、「どの焚き火台がおススメなのか知りたい人」に向けて、最適な焚き火台を購入できるように解説していきます!
- なぜ焚き火台が必要なのか
- どのような基準で焚き火台を選べばいいのか
- 人気で外れのない、おススメの焚き火台3選

- 某国立大学生
- HONDA VTR250乗り
- 東京大阪間をバイクで往復
- キャンプツーリングも趣味の一つ
キャンプツーリングには焚き火台が必需品になりつつある

キャンプに行ってぜひともやりたいことは、「焚き火」ですよね。
焚き火は非日常を味わえるキャンプの醍醐味ですし、何より心が癒されて普段の生活から少し離れた、非日常を感じることができます。
多くの人はキャンプ場でキャンプをすると思いますが、多くのキャンプ場では焚き火の方法に指定があることが多いです。
その指定とは、
直火禁止!焚き火台などを利用すること!
です。
直火...直接地面に薪や炭を置いて、焚き火をすること。
多くのキャンプ場で直火禁止となっている理由は、「直火は地面を傷付けるから」です。
例えば芝生の上で直火で焚き火をした場合、芝生が焼けて焚き火をした周辺だけ芝生が無くなってしまいます。
また、直火で焚き火をすると炭や薪などの燃えカスが地面に残りますが、これらは自然に土には戻りません!
キャンプ人口が増えてきている昨今では、みんながみんな直火で焚き火をしたら、キャンプ場はいたるところで芝生が無くなり、最終的には芝生のないキャンプ場になってしまうことは、簡単に想像できますよね。

だから、多くのキャンプ場では直火が禁止されているのです。
直火禁止のキャンプ場で焚き火をする唯一の方法は、「焚き火台を使用する」ことです。
焚き火台を使用すれば、地面を痛めることなく焚き火を楽しむことができます。

逆に言えば、直火禁止なのに「焚き火台を使わない!」という人には焚き火をする資格はありません!
キャンプツーリングの焚き火台選びのポイントは3つ!

さて、次にキャンプツーリングで焚き火台を選ぶ基準について解説します。
この記事でもお伝えしたように、キャンプツーリングの持ち物は、次の3つの条件を満たすものが望ましいです。
- かさばるもの
- 大きいもの
- 重いもの
キャンプツーリングには積載の限界がありますから、できるだけコンパクトにまとまるものが望ましいのです。
焚き火台を選ぶときにも、この3つを基準に考えることは大前提です!
コンパクトな焚き火台で、収納性が高いかどうか
まず初めにチェックすべき点は、「コンパクトで収納性が高いかどうか」です。
キャンプツーリングでは、車のキャンプよりも荷物の積載可能量は少ないです。
そのため、できるだけコンパクトで収納性が高い道具の方が、移動や持ち運びに便利になります。

荷物を減らせば、その分別の荷物を持って行ってキャンプを快適に楽しめますからね!
そのため、焚き火台を選ぶときにも収納性は要チェックです。
特に、焚き火台の足となるポールや網の収納性が高いかどうか、しっかり確認しておきましょう。
シートバッグに入りきらない場合は、シートバッグの外側にくくり付けることになりますが、ポールは細いので固定が難しかったり、最悪の場合走行中に抜け落ちてしまうことだって考えられます。
そのため、なるべく短い足でシートバッグに入るサイズのものを購入するのがおススメです。
軽い焚き火台で、持ち運びしやすいか
次にチェックすべき点は、焚き火台の重さです。

焚き火台の重さは持ち運びのしやすさに直結しますが、これはバイクでの移動時に限った話ではありません。
ツーリングに使う焚き火台は比較的小さいサイズになりがちで、サイズが小さいので一度に燃える薪の量も少なく、発生する熱も少ないです。
夏はいいのですが、少し寒くなった春秋や冬では、体を温めるために焚き火台の近くに座りたいものです。
焚き火台が椅子やテーブルなどから遠いと、自分が近づくのではなく、焚き火台を近づけたくなりますが、この時に焚き火台が重いと、焚き火の途中で焚き火台を移動させることができなかったり、危険を伴ったりします。
そのため、「移動時の積載の観点」と「使用時に焚き火台を移動させる観点」の両方の理由で、焚き火台は軽いものを選ぶべきです。
大きめの薪でも載せられるかどうか
最後に確認しておきたいポイントは、「大きめの薪も載せられるかどうか」です。
最初に説明したように、キャンプツーリングではサイズが小さめの焚き火台を選びがちですが、サイズが小さい焚き火台には当然サイズが小さい薪しか置くことができません。
もし薪が大きいサイズの場合、のこぎりやナイフでバトニングしなければなりません。
というのも、焚き火は最初から太い薪に火をつけるのではうまくいかないのです。
まずは小さい火から作ります。ちなみに、牛乳パックは長時間燃え続ける優秀な火種になってくれますよ!
火種の上に小・中サイズの薪を置いて、火種から薪に火を移します。これにより、少し大きな炎が上がります。
大きいサイズの薪を置いて、小・中サイズの薪から大きい薪に火を移します。これにより、いかにも「焚き火!」っぽい大きな炎が上がります。一番テンションが上がる瞬間です(笑)!
このように、焚き火は基本的に小さい薪から大きい薪に火を移していきます。
一気に大きな火柱を作るのではなく、だんだんと火柱を大きくしていくようなイメージです。
焚き火の醍醐味である大きな火柱を作るためには、当然大きな薪に火をつける必要があります。
もし焚き火台があまりにも小さいと、大きな薪を置くことができず、こじんまりとした焚き火になります。
これは人それぞれの好みなので、こじんまりとした焚き火で十分という方は小さい焚き火台でOKですし、逆に盛大に炎を上げたいという人は大きな焚き火台を選択するのがおススメです。
グリルなど調理の有無でも焚き火台の選び方は変わってくる!

ここまで、持ち運びや焚き火をするときの観点から、焚き火台の選び方をご説明しました。
基本的に、先ほど挙げた3つの基準で焚き火台を選ぶと、間違いはありません。

しかしここではもう1つ、焚き火台を選ぶときにチェックしておくポイントを挙げてきます。
もうひとつのポイントとは、
焚き火と合わせて調理もしたいかどうか
です。
調理をする場合としない場合で、おススメの焚き火台も変わってきます。
というのも、焚き火台によって調理を得意とするものもあれば、焚き火に特化した調理には不向きな焚き火台もあるからです。
調理をしないで焚き火だけを盛大に楽しみたい人は、燃えやすいかどうかで選ぼう!
調理をしないで焚き火を盛大に楽しみたい人におススメの焚き火台は、大きめサイズで、薪が良く燃えやすいものです。
例えば、薪を置く場所が網になっている焚き火台や、煙突のように縦長になっている焚き火台は、より火柱が上がりやすく、焚き火を楽しむことに特化していると言えます。
薪を置く場所が網になっている焚き火台には、下から自然に空気が入り込むことで、薪が燃焼します。
煙突のように縦長になっている焚き火台は、煙突効果と呼ばれる効果により、自然と火が大きくなってくれます。
煙突効果とは...縦長で筒状の焚き火台の下で薪を燃やすことで、空気が温められ上昇し焚き火台から抜けることにより、抜けた分の空気が自然と下側から焚き火台内に供給されるという効果。
このように、調理よりも焚き火を楽しみたいという人は、気持ち大き目サイズの焚き火台を購入すると、焚き火を存分に楽しむことができます。
BBQなど調理をしたい人は、グリルや五徳付きの焚き火台を選ぶと便利!
焚き火に加えて、お肉を焼いたりカレーを煮込んだり、調理も楽しみたいという人には、グリル付きの焚き火台や五徳付きの焚き火台を選ぶのがおススメです。
正直な話、グリル付きや五徳付きの焚き火台でなくても、調理をすることは可能です。
しかし、当然ながら五徳が付いていない焚き火で調理をしようと思えば別で五徳を持って行く必要があります。

追加のグリルや五徳の分だけ、荷物が増えてしまうということになりますよね。
何度も言っているように、キャンプツーリングでは荷物を最小限に抑えたいですから、できる限りグリルや五徳が一体型になっているものを選ぶのがおススメです。
とはいえ、やはり焚き火と料理を両方楽しみたいという人は、両者のいいとこどりな焚き火台を選ぶのがおススメです。
料理もできて焚き火もできる、両刀の焚き火台だって存在します。
料理も焚き火も得意な焚き火台を使えば、料理が終わってからそのままの流れで焚き火を楽しむことができますからね。
まだ自分のキャンプスタイルが分からないというキャンプツーリング初心者の方も多いと思います。
そのような方はぜひ、調理も焚き火も両方を得意とする焚き火台を使ってみるのがおススメです!
人気でおススメの焚き火台を3つだけに絞ってご紹介!

では、ここで私がおススメする焚き火台をご紹介します。
たくさん紹介してしまうとどうしても悩んでしまうと思いますので、ここでは定番で外れのない、人気の焚き火台を3つだけに絞ってご紹介します。
笑's「B-6君」|ゆるキャン△で一躍有名になった伝説の焚き火台

まず初めにご紹介するのが、笑'sの「コンパクト焚き火グリル 『B-6君』」です。
B-6君はその名の通り、収納時のサイズがB6サイズに収まるコンパクトな焚き火台です。
また、名前にもついているようにグリルもついていますので、BBQだって楽しめます。

グリル収納時にもしっかりとB6サイズに収まるのが、めちゃめちゃポイントが高いです!
ちなみに、B6君はゆるキャン△というキャンプアニメで一躍有名になった焚き火グリルです。
(ゆるキャン△の第6話でB-6君が登場します。)
その後、ファンの熱い要望により、ゆるキャン△仕様のB-6君が限定で発売されたほどの人気がある商品です。
1つデメリットとして挙げられることが、なんせサイズが小さいため、大きな薪は載せることができず、必ずバトニングが必要であるということです。
また、小さい薪しか乗らないので、せっせと薪を追加してくべてやる必要があります。
そのため、長時間ぼけーっと炎を眺めたいという人には、もう少し盛大に楽しめる大き目の焚き火台がおススメです。
また、2人以上でBBQをしたりすることはまず不可能なので、ソロキャンプの際に活躍する焚き火台といっていいでしょう。
STC「ピコグリル398」|人気で品薄状態が続いています

次にご紹介するのが、STCの「ピコグリル398」です。
この焚き火台も非常に人気で、タイミングによっては品薄で購入できないという場合も多々ある人気商品です。

手に入れにくいというのは、ピコグリル398の唯一のデメリットですね!
収納時のサイズはA4サイズより一回り大きめ、といったサイズ感で、収納時の厚みは約1 cm。重さはたったの443 gです。

サイズが大きい分、大きな薪もしっかりと置くことができます。
そのため、豪快な焚き火を楽しむことが可能です。
豪快な焚き火を楽しみたい方には、先ほど紹介した「B-6君」よりもピコグリル398がおススメです!
そして、ピコグリル398の良いところは、別売りのスピット(串)を利用すれば、調理にも利用することができるという点です。
足は細くてか弱そうな見た目をしていますが、実際はしっかりと鍋やフライパンを支えてくれます。
MONORAL「モノラル ワイヤーフレーム」

最後にご紹介するのは、MONORALの「ワイヤーフレーム」という焚き火台です。
これ、ぱっと見でも分かるように、一見焚き火台とは思えないようなおしゃれな見た目をしていますよね。
実際に薪を置いて燃やす場所は、耐熱クロスが使用されており、収納時にはクルクル巻いてコンパクトに収納することができます。
重量は980 gと、ピコグリルには少し負けるものの、キャンプツーリングの焚き火台としては十分軽いと言えます。
料理をしたい人は、オプションで販売されている「五徳アタッチメント」を使えば、その上に鍋やフライパンを置いて調理することも可能です。

そのため、料理を楽しんでから、五徳を外して盛大に焚き火をするということも、十分可能なスペックの焚き火台です。

クロスってちょっと耐久性に不安...。
と思われる方もいらっしゃると思いますが、モノラルではユーザーの要望を先取りしてくれています。
より耐久性の高いステンレスでできたメッシュ状のクロスが別売りで販売されているのです。
ステンレスメッシュなので耐熱性クロスよりも空気の通りがよく、その分盛大に焚き火の火は燃えあがってくれます。
耐久性が不安な方は、ステンレスメッシュを利用することもおススメです。
【裏話】焚き火台は意外と高いので、類似品でも十分です。

ここまで、3つの焚き火台をご紹介してきました。
これらの商品は、大体5千円~2万円と、結構いい値段がするんですよね。

大きな声では言えませんが、実は中国製の類似品もたくさんあるので、そちらを使うのもOKです!
例えば、ピコグリル398の類似品として販売されている、TokyoCampの焚き火台がこちら。

...ピコグリル398にそっくり(笑)
このように、焚き火台の中には安い類似品が販売されていることも多々あります。
そのような場合、あくまで自己責任ですが、レビューを見たりして判断して利用するのもアリです。
類似品は類似品でも、意外と性能が良かったり、安くて壊れにくいなんてこともよくありますからね。
あるいは類似品であれば壊れても安いので気軽に買い換えられる、というメリットもあります。
まとめ|キャンプツーリングの焚き火台はコンパクトにまとまるものを!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
この記事のおさらいをしておきましょう。
キャンプツーリングでの焚き火台の選び方は、次の4点に注目して選ぶことで自分に最適な焚き火台を選択できます!
- コンパクトで収納性が高いかどうか
- 軽くて持ち運びしやすいか
- 大き目の薪も載せられるか
- 主に焚き火を目的とするか、調理を目的とするか
また、私がおススメする焚き火台は次の3つです。
- 笑's「B-6君」
- STC「ピコグリル398」
- MONORAL「ワイヤーフレーム」
焚き火台はそこそこいい値段がするので、場合によっては安い類似品を購入することでも、十分調理や焚き火を楽しむことが可能です。
類似品を利用する場合は、あくまで自己責任で、レビューを確認してから購入しましょう!

ぜひ、自分に最適な焚き火台を発見して、焚き火を楽しんでくださいね!
ではでは、次の記事でお会いしましょう!

